「子中（こなか）」が大切にしていること

子中保育園の「子中」を英語にすると、
**child centered（子どもがまん中）**です。

私たちは以前から、この考え方を大切にしてきました。

• ホームページへの掲載

• 職員の名刺への表記

などを通して、
child centered という姿勢を見える形にしてきました。
この考え方は、「こなかの保育」にも示しています。

ロゴデザインをお願いするにあたって

田代さんとせつさんにロゴデザインを依頼する際、
私たちが大切にしている思いをお伝えしました。

子どもたちについての願い

子どもたちが、

• 自己肯定感

• 自分で選び、決める力

• 主体性

• 「じぶんごと」として考える力

• やりぬく力

を育んでいってほしい、という願いです。

大人の姿勢について

そして、

• 子どもには、その力を育てる可能性があると
  大人が信じること

• 大人は、
  環境を整え、支えながら
  子どもと共に育つ存在であること

この2つの大切さもお話ししました。

土台として大切にしていること

さらに、子どもが育つ環境の土台として、

• 多様性を認めること

• 他者を尊重すること

この考え方も、しっかりとお伝えしました。

ロゴに込められた思い

田代さんとせつさんは、
子中保育園が大切にしている思いを、
ロゴという形にしてくださいました。

また、

• 文字

• 図柄

それぞれのパーツを自由に組み合わせられるデザインに
してくださっています。

そのため、

• 「子中保育園」

• 「子どもが、まん中。」

• 「child centered」

が、少しずつ違った印象で表現されていく予定です。

このロゴは、
**「子どもたちの可能性」**を
楕円型の八角形で表現しています。

形に込めた思い

• 正八角形ではなく、楕円型
  　→ 子どもたちがまだ成長の途中にある
  　　**「未完であること」**を表しています。

• 少し無骨な形
  　→ 困難に向き合い、育っていく
  　　**「たくましさ」**を表しています。

色と線の意味

• 対角線のデザイン

• 4色の塗り分け

これらによって、
宝石のような
**「きらめき」**を表現しています。

それは、
子どもたちが活き活きと過ごす姿
そのものです。

ロゴ全体が表すもの

このロゴ全体で表しているのは、
まだ磨かれていない原石＝子どもたちの可能性です。

子中保育園では、
子どもたちの多様性、保護者の多様性、保育者の多様性を大切にしています。

ただし、多様性の尊重は、
「なんでもいい」ということではありません。

そのため、保護者や保育者の皆さんには、
子中保育園の保育理念を理解し、協力していただくことをお願いしています。

子どもたちに対しては、
多様性の尊重を大前提としながら、
安心して過ごせる環境を整えます。

安心できる環境の中で、子どもたちは、

• 自分で考えること

• 自分で選び、決めること

• 自立・自律に必要な意識やスキル

を、日々の生活の中で少しずつ身につけていきます。

その考え方は、ロゴの形にも表れています。

ロゴは、楕円型の八角形です。
楕円型であるため、向きを変えると、
少しずつ違う表情を見せてくれます。

そこには、
金子みすゞさんの
「みんなちがって、みんないい」
という思いを重ねています。

実際に、保育士一人ひとりが持つ名刺では、
ロゴの向きをそれぞれの好みで選んでいます。

同じロゴでも、
人によって、少しずつ違う。
そのこと自体を、私たちは大切にしています。