「〇〇のかがくのせんせい」プロジェクト

厚木市の保育園や幼稚園の多くの子どもたちが科学に親しむ機会の一助になればとの思いから、子中保育園でお世話になった”かがくのせんせい”たちを紹介します!

「科学の先生」とせず「かがくのせんせい」とひらがなで書いたのは、この取り組みの目的が、正確な科学知識を学ぶのではなく、科学的な実験やフィールドワークを、子どもたちが楽しみながら、ワクワクしながら体験することにあるため。また、教員免許をもっていない一般の方でも、何か一つのことに詳しく、子どもたちに科学の楽しさを伝えてくださる方なら大歓迎という意味を込めて。

「〇〇のかがくのせんせい」の〇〇には、色々な分野やテーマが入ります。「カブトムシ」や「ダンゴムシ」といった身近な生き物をはじめ、「石」「料理」「野菜」「お金」「紙」「雨」「虹」「自動車」「魚釣り」など様々な物や現象が、カガクの対象になることと思います。

保育者のみなさん、また、子どもたちとカガクの楽しさを共有したいみなさん、ぜひ子中保育園(konakahoikuen2841「アット」outlook.jp)にお問い合わせください(^^)  ※「アット」を「@」に置き換えてメールを送ってください。

(1)ちかこ先生

函館在住の井上千加子さん。函館で科学の楽しさを伝える活動(https://tanoshimitai.science/)をしており、幼稚園や街のイベントで活動したり、高校では授業もしたりしています。

zoomでコミュニケーションすることが可能であれば、厚木市内の保育園や幼稚園でも、画面越しに直接子どもたちとお話しながら一緒に実験を行ってくれます。笑顔で分かりやすく語りかけてくれるので、画面越しでも、子どもたちはすぐ、ちかこ先生が大好きになります。

また、直接、子どもたちでなく、保育者が学ぶためのワークショップも可能です。ちかこ先生との学びで得たワクワクを子どもたちと共有できます!

(2)けんたろう先生

厚木市在住の高橋健太郎さん。大学院で植物分子生物学を研究していた知識と経験を踏まえ、子どもたちが遺伝子を理解するためのはじめのの一歩として、雑草の分類などを通じた”生物の多様性”に触れる体験学習「雑草しらべワークショップ」をデザインしてくれます。とても、よく考えられた体験デザインのため、子どもたちは飽きずに好奇心いっぱい。

「この草は葉っぱの形が同じだから仲間」「色は違うけど同じ花が付いてるから同じ雑草と思う」「根っこが似てる」など言葉にしながら集中して、雑草集め、分類作業、分類の観点の共有を行っていく姿に感動します。

(3)まこと先生

厚木市在住の井上允さん。まこと先生は、「あつぎ環境市民の会」代表で、「あつぎこどもの森クラブ」会長です。


子中保育園との出会いは、子どもたちが「大豆のせんせい」を探し、保育士たちからJAあつぎに問い合せたことがきっかけ。今では、子中保育園の「畑のせんせい」です。

まこと先生は、環境学習にも造詣が深いので、これから様々な関わりをしていただけそうです。

いろいろな「○○のせんせい」をご紹介してくださるスーパーバイザーです!

(4)くぼた先生

窪田さんは、子ども向け「脱炭素ワークショップ」の企画コーディネートをしてくださいます。

子中保育園の年3回のシリーズ「なぜ地球は熱くなるの?」「耕さない畑~不耕起栽培」「再生エネルギーで発電」の企画と講師のコーディネートををしてくださいました。子どもたちの興味をヒアリングしながら素晴らしいワークショップを開催してくださいました!

(5)えんどう先生

子どもたちから「えんどうばーば!」と大人気の遠藤さん。NPO法人「あつぎ市民発電所」の代表で、脱炭素ワークショップでも、子どもたちに楽しく、わかりやすく、話してくださいます。

学生時代にミミズの研究をされていたので、ときどき「ミミズのせんせい」としてお話してくれます。子どもたち興味津々!

(6)しおり先生

「しおり先生」こと、きくち栞さんは、「あつぎ気候市民会議」の成果物である未来の厚木のイメージポスターの絵を作成。このポスターをもとに、子どもたちがたくさんの気づきを言葉にしました。興味を惹かれる、見やすい絵は、子どもたちの好奇心を掻き立てます!

「かながわ脱炭素大賞」を受賞した際に、園の子どもたちと一緒に山口市長への表敬訪問に行ってくださいました。

(9)「けいと先生」

けいと君は中学生講師。粘土で、川の生き物をつくってくれる「粘土造形のせんせい」です。中学生ですが、小さい子どもたちへの接し方もとても丁寧。子どもたちの希望で瞬時につくってくれる、生き物などの造形物は活き活きとした造形と色彩で大人気!

ごきょうだいのしゅう君とたける君が強力な講師補佐となって、子どもたちを一緒にサポートしてくれます。

(10)「ヒデ先生」

ヒデ先生こと住倉さん。厚木市内の川の生き物のプロフェッショナルです。小さな園庭に10個以上も水槽を並べ、ザリガニのタッチプールもつくり、ミニ水族館にしてくれました。厚木市の川に生息している絶滅危惧種や外来種のことにも精通しており、子どもたちも話に興味津々。大人も勉強になります。

ホトケドジョウの生息調査に、とくに注力されており、「DOJO」という会を主宰していらっしゃいます。