理念と活動

理念と活動

保育理念:チャレンジする心、チャレンジする子を応援する心をはぐくむ

保育理念と子どもの育ち

図:保育理念と子どもの育ち

 保育理念「チャレンジする心、チャレンジする子を応援する心を育む」を実現するため、子どもたちがチャレンジすることを可能にする保育環境づくりを行っています。チャレンジする心を育てるために必要な意識や力は、生まれ持ったものではなく育つもの。

 子中保育園では、自己肯定感、自己選択力や自己決定力、主体性、やり抜く力、粘り強さ、思いやり、協調性などの非認知能力を高めることを重視しています。これらは、認知能力(例えば、言語力、計算力、記憶力、思考力など)を高める際の基礎になるからです。

 とくに、チャレンジの心や応援の心を育てる右図のサイクルを日々の保育活動で大切にしています。

自己肯定感を高める
遊び(=学び)における禁止や制限を減らして、子どもの興味・関心や得意を伸ばします。自分に自信を持てると苦手なことにも挑戦します。

自己選択力・自己決定力から主体性へ
1歳、2歳の頃から、自分で選び、自分で決める機会をつくります。自己選択力は練習すれば育ちます。これにより主体性が芽生えます。

“じぶんごと”になればやり抜く力が育つ
「自分でやってみたい」という主体性は、色々な問題を自分の課題として解決しようとする“じぶんごと”の意識の土台になります。子ども自身が“じぶんごと”と考えると、多少の困難にもめげずに、やり抜くことができます。また、このようにして芽生えた達成感は、他者を応援する思いやりや協調性につながります。

保育理念にもとづく活動

保育理念:チャレンジする心・チャレンジする子を応援する心をはぐくむ

 子どもが自ら色々なことにチャレンジできるような環境をつくるため、全職員、全園児の担任として、子ども主体(Child Centered)の保育を実践します。そして、なによりも私たち職員自身が楽しみながら、子どもたちと共にさまざまなチャレンジをしています。ここでは、保育理念や保育方針に基づく具体的な保育実践例をご紹介します。

● 自己肯定感を育む

 子どもがさまざまなことにチャレンジするときの土台となるのが、自己肯定感と、大人への信頼感・安心感。子どもたちがこのような心理状態を得るためにもっとも大切なのは、大人が子どもの”声”を拾うこと、丁寧に聴くこと。”声”は、言葉だけでなく、ちょっとした眼の動き・見開き具合、表情、しぐさ、ふるまい等にも表れます。これらの”声”に大人が向き合い、受容すると、子どもは安心感を覚え、自らチャレンジします。

チャレンジできる自己選択力と自己決定力をはぐくむ

 子どもたちによる「自分たちで決める」「自分で選ぶ」を大切にしています。二者択一の選択なら1歳児からできます。子どもたち一人ひとりが自己選択や自己決定をするだけでなく、話し合いによる協同的な自己決定も重視します。そのため、3歳児クラスから子どもたちによる「話し合い」を始めます。また、遊びの中で、友だちの良いところを見つけるゲームをすることにより、話し合いの基盤として、他者を尊重する発言や行動ができるようになります。

写真:いいとこさがし-1
写真:いいとこさがし-2

チャレンジに適した異年齢保育を実践

 クラス活動による同年齢保育と共に、異年齢保育も大切にしています。保育士が環境を整えると、年長児が小さい子どもたちに必要な手助けをするだけでなく、1歳児も0歳児に、0歳児も0歳児に、互いに手を差し伸べ合います。異年齢保育は、子どもがチャレンジしようとする際に必要な自律と自主性の涵養に適した保育環境です。

小規模だからこそ園全体が行動的

 リアルな体験を大切にしています。子どもの興味・関心に合わせ、つながりのある体験を重ねて、子どもの学びを深め、広げていく保育実践を行っています。園バスはありませんが、神奈中バスに乗ってお買い物や、まち探検に(^^) 詳しくはブログで!

写真:保育実践
写真:保育実践
写真:保育実践

遊びの中で学ぶ

 私たちが子どもたちの遊びの中で大事にしていることは、

  何かに興味や好奇心を持つ子どもの言動や変化を見逃さないこと
  好奇心や不思議と思う気持ちを子どもたちが行動に移せるように、環境をつくること
  自然科学の法則や、社会のルールに子どもが気づいた際に、それを共に学ぼうとすること

このような発見や行動につながるような環境をつくり、子どもの「おもしろい!」と共に学び、広げ、深めます。

写真:遊び
写真:遊び
どもたちが畑でつくった野菜を食べる

 給食室で調理をしてくださる株式会社サンユーの調理師先生たちは、収穫野菜を使うことの手間をいといません。ありがたいことです。子どもたちがご家庭ではなかなか食べないという野菜ですが、こなかっこ達は残さずお替り。自分たちが草むしりをしたり、収穫をしたりする野菜であることも食べる要因かもしれません。ごはんの残飯はほとんど出ませんが、残したときには子どもたちがコンポストに運び、畑の肥料にしています。また、栽培した野菜でクッキーをつくり、おやつに食べることもあります(^^)

写真:収穫野菜
写真:収穫野菜
写真:収穫野菜
大人も学び続ける

 保育園の大人は子どもたちを守り、助けることも必要です。しかし、もっと大事なことは「子どもと共に学ぶ」「子どもから学ぶ」こと。そのために、子どもたちの姿を記録し、ふりかえり、保育士同士で話し合います。大人も学び続けることを大切にしています。

 写真や文章などの記録は保護者と共有し、子どもたちの姿を見ていただきます。「子どもたちって、こんなこともできるんだ!」と驚かれることも多いです(^^)